一級建築士事務所アトリエマナ(代表:河内真菜):「住宅地で別荘暮らし」をテーマに、身体に関する建築の環境造りを手がけています。

Villa

海を望む別荘です。都内から車で1時間ほどで得られるこの環境は、都会の喧騒からはなれる別荘地としてのニーズが高まっています。白い砂浜のプライベートビーチからは、眺望、マリンスポーツ、休息、非日常という、海の全てを体感することができます。
敷地は風致地区に該当し、建ぺい率が非常に厳しい条件でした。また、別荘地ではあるものの、海沿いを往来する国道に隣接し、人目も多く、いかに非日常の空間演出をするかがテーマとなりました。そこで、建物全体を木のルーバー覆い、プライバシーを守りながら風景に対して高い開放性を実現する計画としました。ルーバは、周辺環境に応じて密度をかえ、目線をコントロールしています。
視覚的な効果を利用することで、敷地全体を立体的に空間認識でき、さながら海外のvillaのような環境を実現しています。
内部は、アウトリビング、ジュクジー、プールと、外の居場所も充実し、水盤ごしに海への目線を連続させることで、どの部屋からも、圧倒的に「海と風景」を感じられる演出としています。

計画地:関東
設計:アトリエマナ
構造:馬場貴志構造設計事務所
施工:(株)ジェクト
写真:藤井浩司/ナカサアンドパートナーズ
用途:別荘
敷地面積:413.59㎡
建築面積:107.74㎡
延床面積:220.33㎡
構造:RC2階建

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